■ 素形材技術 〜鋳造・鍛造〜

湯(溶かした金属)を鋳型に流し込んで形を作る鋳造の技術と熱した鉄を叩き込んで形にする鍛造の技術でエンジンの骨格となる部品を形作ります。

鋳造とは金属の加工技術の一つで、鋳型と言われる型を用いて製品の形を形成します。 工具を使って削っていく切削工法に比べて簡単に複雑な形を成形出来る事からエンジン部品やタイヤーホイール等の製造に多く使用されています。

鍛造とは金属をたたいて成形する工法です。鍛造はたたく過程の中で金属の結晶を整え、内部欠陥を圧着させるため、粘り強さが゙生まれます。自動車部品ではクランクシャフトやコンロッドの製造に用いられています。

主なプロジェクト実績

エンジン

■ 機械加工技術 〜加工・組立〜

鋳造と鍛造のプロセスを経て得られた素材をミクロンの精度で磨き上げます。対象が、自動車の動力・安全・信頼性に直結するものであるだけに、品質への要求は極めて厳密です。その品質の牙城を守るのが、匠の技を極めた機械加工のエンジニアです。
機械加工は一般的にMachiningと称され切削工具は工作機械等を用いて素材を加工する切削加工、研削加工や研磨加工を意味します。 素材を精密に加工すると同時に切粉等の残留や付着を徹底的に除去する仕上げが゙要求される非常にシビヤな分野の技術です。

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